こんにちは、潔く銀です。この日は、豊肥本線で元SL人吉用50系客車を用いた「快速あそ」が走るということで、立野で撮影することにしました。
前回は、博多から長崎を長崎本線経由して走る50系を記録しました。多客期は、臨時列車として色々な本線を走るようになった50系客車ですが、この夏のお盆時期は熊本と阿蘇を結ぶ「快速あそ」として豊肥本線を走ります。時刻表も出ていたので有名お立ち台で撮ることにしました。
今回は、望遠と標準の2本で記録しました。天気が良いので青空を入れるか迷ったのですが、少し色が薄かったので定番構図2つで記録しました。往路のDE10エンドがいい感じだったのがよかったです。
最近、MC-11が故障した影響でミノルタレンズを使用しているのですが、色ノリが良くて気に入っています。夏の草木は深い緑になりがちなのですが、このレンズだと派手目に色が出てくれるのでかなり綺麗です。
「快速あそ」を追いかけようと思ったのですが、体調を考慮して立野駅に避難・狙いを「やませみ・かわせみ」に変えて、もう1本有名お立ち台で記録することにしました。直前まで太陽が雲の中にいましたが、通過時にはギリギリで回避してきました。
「やませみ・かわせみ」は、標準域で似たような構図で記録しました。夏の野焼きはあまりみたことありませんが、この日は派手に行われており影になってしまった山を隠してくれました。画像を小さくしてみるとキハ47から煙が出ているように見えます(笑)
この列車も暗い色なので撮影するのが難しく、どうすれば綺麗に撮影できるか迷うところではあります。
復路はすぐに帰ってくるので急足で有名な撮影ポイントへ。阿蘇山と絡めて撮影できる場所ですが、半逆光に加えて草が伸びているので切り位置とバランスが難しい・・・この場所では何度もいい写真撮らせてもらっていますが、難しい撮影条件でした。今回は、16:9にアスペクト比を変えてバランスを整えています。
赤水駅の停車で追い抜くことが出来たので、その先でもう1発記録しました。ここで熊本側のDE10が1753号機であることに気づきました。いつもなら1207号機なのですが、相方が違うということでもう1本追いかけることにしました。
1206号機と比べると前照灯周りが綺麗なっており、赤くなっていないため印象が大きく変わります。銀という感じでもなく白っぽいので、これはしっかり記録したいなとなりました(笑)
追いかけた先は、縦構図でしか撮れない場所ですがDE10 1753号機を大きく写せるなということで、久しぶりに訪れました。同業者は4人ほど、少し遅れての通過となり暑い中待たされる感じになりました。短時間の待機でも汗が止まらなくなるのが辛いところです。ただ、いい感じに記録できたのでヨシです。
ちょうど、車が来てないタイミングだったので後追いも記録しておきました。後追いは撮れないと思っていたのですが、尾灯の付いている機関車が好きなので好きな感じの写真が撮れました。まぁ、ピントも画角も構図もかなり適当な感じで決めたのですが、いい感じの記録をすることができてよかったです。というわけで、この日の撮影は終了です。
P.S
ハチロクが引退後、50系客車の行末がどうなるか心配でしたが、最近は九州各地を走っています。9月には豊肥本線に加えて、久大本線も走るようですね。たくさん活躍してくれて嬉しい限りです。車体の傷が痛々しいところもありますが・・・